理事長・院長 井上 朝生
平成24年の初頭にあたり、ご挨拶申し上げます。
昨年は3月の東日本大震災以降に起きた様々な出来事に、気持ちが沈むような、心残りを感じる様な、重たい気分に包まれた一年になりました。今も心身の傷が癒えない人々がいらっしゃることを思えば、自らが日頃から何をなすべきか、まだまだ考えるべき事は多いなと気付かされる一年でもありました。
しかし、落ち込んでばかりもいられません。被災地でも復興への兆しは見え始めていますし、遠い九州に住む私たちが元気を出して支える気概を持ちたいと思います。「災いを転じて福となす」心構えで、新しい年に向かう所存です。
平成23 年4月に施設基準を取得した「緩和ケア病棟」が、まもなく四季を一廻りいたします。なんとか運営の基礎は出来たという状況ですので、今後はより一層、内容を充実させたく思います。また、「地域の健康づくり」という原点を再び思い起こし、健康診断・検診という機会の大切さを地域の皆さまにお伝えしていこうと考えています。
今年も井上病院は、地域の皆さまや連携いただく医療・福祉関連施設の皆さまと共働し、少しでも多くお役にたてるよう心がけて参ります。どうぞ、引続きお引き立ていただきますようお願いいたします。
平成24年1月
当院のマークは山と海の色彩を用い、当院のイニシャル Seishinkai Inoue Hospital をモチーフに、人と人が手を取り合っていることを表現しています。 これは、患者さまやご家族さまがより快適に過ごす療養環境と医療の質の向上を追求し、患者さまとスタッフの信頼関係、スタッフ間のチームワークの向上を続けることを意味します。
みなさまの一日も早い社会復帰を願い、地域住民から安心され、信頼され、共感を得られる組織づくりをめざします。
『予防・早期発見・急性期~在宅復帰までの一貫したケア、ターミナルケア(ホスピス~在宅)の実現』
私たちは、患者さまの身になって考え、患者さまの言葉に耳を傾け、プライバシーの保護に努めつつ、思いやりのある応対を心がけます。
私たちは、診療内容などを分かり易く説明し、理解、納得を得ることを心がけ、利用者自身の選択と自己決定に尽くします。
私たちは、患者様の基本的人権等に配慮し、患者様にとって最も望ましい医療を適切かつ十分に提供するために、次の方針を定めます。
私たちは、患者様との良好なパートナーシップが最善の治療結果を生み出すとの考え方を基に、患者さまが持つ権利と責務を明確にし相互理解を進めることを目的に、次のお願いを致します。
| 年 月 | 沿 革 |
| 昭和43年11月 |
糸島郡前原町(現在の糸島市)波多江に、井上外科病院が開院。 外科・整形外科、20床。 |
| 昭和45年 9月 | 33床へ増床。 |
| 昭和54年 5月 | 増築し、一般病床73床となる。 |
| 平成 4年 4月 | 内科を併設。 |
| 平成 6年10月 | 肛門科を併設。 |
| 平成11年11月 | 医療法人誠心会を設立。 |
| 平成12年 1月 | 医療法人誠心会 井上病院となる。 |
| 平成12年 2月 | 循環器科を併設。 |
| 平成15年 9月 |
現在地に新築移転。 同時に胃腸科、リハビリテーション科、麻酔科を併設。 |
| 平成19年 4月 | 政府管掌健康保険(現協会けんぽ)の生活習慣病予防健診実施機関に指定される。 |
| 平成20年 1月 | 通所リハビリテーション「いきいき」を開設。 |
| 平成21年 1月 | 診療科を再編。現在の標榜科目となる。 |
| 平成22年10月 | 南館の増築竣工。病棟の再編に着手。 |
| 平成23年 4月 | 緩和ケア病棟「なごみ」を開設。 |